ESXi PatchをCLIで適用する

 

記事の概要

ESXiのアップデートをCLIで行う手順です。

vCenterがないStandaloneの環境や、vLCMに頼らず手動で実施したい場合などを想定しています。

 

 

 

参考

Patching ESXi host using Command Line

ESXCLI コマンドを使用したホストのアップグレード方法

 

 

現在のバージョンの確認

 

まずは現在のバージョンを確認する

vmware -vl

 

 

 

パッチのダウンロード

 

今回は8.0U3の最新パッチを当てる。

Broadcomサポートサイトからのダウンロードをする

 

まずはvSphereの項目を探す

 

 

最新のパッチのイメージはSolutionsから談ロードできる

 

 

最新のパッチを選択する

 

 

そしてZipのイメージファイルをダウンロードする

 

 

パッチの転送

 

次のダウンロードしたイメージファイルをESXiに転送する。

保存先は永続のストレージであればどこでもよい。

以下の例ではデータストアに作成したディレクトリは以下に保存している

 

 

 

仮想マシンの停止とメンテナンスモードの有効化

 

次に、該当のESXi上で仮想マシンが稼働していないことを確認し、

メンテナンスモードに入れていく。

きちんとメンテナンスモードに入ったかどうかを確認する。

 

vm-support -V

vim-cmd /hostsvc/maintenance_mode_enter

vim-cmd /hostsvc/hostsummary | grep inMaintenanceMode

 

 

 

 

 

パッチイメージに含まれるProfileの確認

 

以下のコマンドでイメージファイルに含まれるProfileを確認する

 

esxcli software sources profile list -d <location of ZIP file>

 

 

イメージファイルへのパスは相対パスではなく絶対パスで指定するほうが良い

 

ProfileとはESXiに含まれる複数のVIBをひとまとめにしたパッケージのようなものである。

sがついているものとそうでないもの、no-toolsstandardで合計4種類のプロファイルが見える。

 

no-toolsstandardからvmware-toolsVIBを抜いたものでより軽量となっている。

実際に中身を比較するとstandard には以下のVIBが追加で含まれている

tools-light 12.5.4.24964629-25066677

 

sありとs無しを比べると、sありはSecurity Updateのみが最新であり、それ以外のVIBは一つ前のバージョンのものになっている。

そのため、Security Updateだけを適用したい場合に適している。

 

ESXiを最新にしたい、という場合は基本的にs無しのstandardにしておけば問題ない。

 

 

 

 

 

Profileのアップデート

 

この作業(profile update)によって既存のVIBがイメージファイルの指定したProfileに一致するものにUpdateされる。

似たようなコマンドで、profile install の場合は、イメージファイル内に存在しない既存のVIBが削除されてしまうが、Updateの場合は削除されない

 

esxcli software profile update -p <profile_name> -d <filepath of ZIP file>

※ファイルのパスは絶対パスで指定する

 

 

Reboot RequiredTrueであるため、再起動を行う。

 

Reboot~更新後のバージョン確認~メンテナンスモード解除

 

起動してきたら、バージョンを確認して問題なくアップデートがされていることを確認する

 

vmware -vl

vim-cmd hostsvc/maintenance_mode_exit

vim-cmd /hostsvc/hostsummary | grep inMaintenanceMode

 

 

必要があれば、事後に仮想マシンの動作確認を行う。

 

まとめ

問題なくESXiの更新ができた。

ノード数が少ない場合や、仮想マシンを気軽に停止できる場合はこの方法のほうが手っ取り早いケースもあると思う。

 

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